不思議な猫

私たちにとってもっとも身近なペット、ネコ。最近では犬を抜いて、ペットとしていちばん多く飼われている動物でもあるネコですが、意外と知られていないことも多いよう。そこで今回は、そんなネコのあまり知られていない生態をいくつかご紹介しちゃいます!

■ネコは魚が好きじゃない!?

「ネコは魚が好き」というのは周知の事実のように思われていますが、実はネコは肉食で、本来はネズミやウサギを食べる生きものなので、魚はあまり食べないんだとか。それどころか、サンマやイワシなどの青魚だけを食べ続けると、黄色脂肪症という病気になって死んでしまうこともあるそう。どうやら「ネコは魚が好き」というのは日本特有の認識のようです。

■ネコは甘さを感じない!?

ネコは家畜化される前からずっと肉食。かつての主食であった獲物の生肉には糖分はほとんど含まれていません。したがって糖分の甘味を感じることが必要なかったため、ネコの舌は甘味を感じる細胞が退化しているんだそう。そんなワケでネコは糖分の甘味を感じないのです。甘さがわからないなんて、ちょっとかわいそうな気もしますね。

■ネコが温度を感じるのは舌ではなく鼻

「猫舌」という言葉がありますが、なんとネコが本当に温度を感じているのは舌ではなく鼻。ネコの鼻は温度計の役割もしていて、鼻で吸い込んだ空気の温度を測ることによって、0.5℃の違いも識別できるそう。ちなみにネコの鼻は、2つの鼻孔に届く臭いのわずかな時間差から物との距離を測ることもできるんだとか。ネコの鼻ってスゴイ!

■ネコの睡眠時間は1日14~20時間!

ネコの語源は「寝る子」だと言われているほどよく寝るネコ。ネコの睡眠時間は1日平均14時間(子ネコだと20時間)。1日の大半を寝てすごしてい るネコは、一生のうち約2/3は眠ってすごしていることに。元々は狩りをして食べ物を獲っていたネコは、狩り以外の時間はできるだけエネルギーをムダに使わない習性があるため、こんなに寝るんだそう。

■ネコには赤い色が見えていない!?

光の三原色(赤・青・緑)のうち、ネコが認識できるのは青と緑。ネコの色を感じる細胞(錐状体細胞)の数はヒトの5分の1で、赤を感じる細胞が欠けていると考えられています。したがって、ネコは青と緑の光の組み合わせによってできる狭い範囲の色しかとらえられず、それ以外の色は、グレーや黒っぽく見えているんだとか。


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